Claude Code の権限リクエストをスマホから承認する方法

Claude Code の権限プロンプトをスマホから処理して、セッションを止めずに進める方法。ターミナルに張り付く必要も、セッションを放置する必要もありません。

対象バージョン
CLI
0.2.17
プレビュー ref
a2c45c8

Claude Code を本格的に使っていると、同じ問題に何度もぶつかります。

セッションは順調に進んでいる…権限プロンプトに当たるまでは。

ノート PC の前にいれば 2 秒で判断できます。スマホしかないときは、次のどちらになるかの分かれ目です。

  • 離れている間にセッションが終わる
  • セッションがブロックされたまま、ただ止まっている

このガイドでは、スマホをターミナルにすることなく、Claude の権限プロンプトをスマホで処理するワークフローを紹介します。

要点

  1. モバイルでの承認に何を求めるかを決めます。
    • 安全重視:文脈は確認するが、ノート PC の前にいる必要はない
    • 速さ重視:プロンプトを減らす(リスクは高くなる)
  2. Happier を使う場合はセットアップし(または Direct sessions で接続し)、スマホでセッションを開きます。
  3. 権限は無理のないモードにしておきます(ほとんどの作業では通常 デフォルト か セーフYOLO)。
  4. セッションが権限を求めてきたら、文脈を見て許可 / 拒否します(「今後確認しない」のような選択肢は、表示されていて本当にそうしたい場合だけ使います)。
  5. Plan で止まっている場合は、Exit Plan Mode を通常の権限プロンプトではなく ユーザーアクションのリクエスト として扱います。

課題

Claude は、実際に影響のあるツール(ファイルの編集、コマンドの実行、依存関係のインストールなど)を使うときに権限を求めることがあります。

それ自体は良いことです。安全のための境界です。

ただし、次のことも意味します。

  • セッションを開始して席を離れると、
  • たったひとつの承認で全体が止まってしまうことがある。

よくある方法とそのトレードオフ

思いつく方法:

  • ノート PC の前にいる:それで十分ですが、セッションが 15〜60 分かかり、その間に動き回るなら現実的ではありません。
  • スマホから SSH:動きますが、モバイルでは文脈を確認しづらく、判断を急いでしまいます。
  • YOLO をオンにしてプロンプトを出さない:速いですが、許可するつもりのなかった影響が出やすい方法でもあります。

役に立つのは、スマホで承認を 文脈付きで 確認できる方法です。

  • Happier:Claude Code、Codex などのエージェントをクロスデバイスで実行・オーケストレーションできるオープンソースのアプリです。セッションを自分のマシンで動かしたまま、Claude の権限プロンプトをスマホから 文脈付きで 承認できます。 トレードオフ:落ち着いてリクエストを読まないと、モバイルでは判断を急いでしまいがちです。

このガイドはそのワークフローに絞っています(とはいえ、競合、壊れた環境、変わったエッジケースなど、ターミナルが必要な場面はまだあります)。

Happier での権限の仕組み(考え方)

Happier は「権限」をセッションの正式な設定として扱います。

  • 権限は、ツールのような操作でどれくらい承認を求められるか を決めます。
  • 選択は セッションに保存される ので、デバイスをまたいでも一貫します。

だからスマホでの承認も無理なく行えます。セッションが何をするかを推測するのではなく、セッションの現在のポリシーを見て判断できます。

権限リクエスト、承認リクエスト、ユーザーアクションのリクエストの違い

この 3 つは混同しやすいものです。

  • 権限リクエスト:「このツール / 操作を許可してよいか?」
  • 承認リクエスト:「この上位レベルの操作を実行してよいか?」(Happier のアクションシステム経由)
  • ユーザーアクションのリクエスト:「エージェントが続けるには、人による構造化された判断が必要」(例:AskUserQuestion、Exit Plan Mode)

実際によく扱うのは次の 2 つです。

  • 権限プロンプト(許可 / 拒否)
  • Exit Plan Mode のプロンプト(プランを承認 / 変更を依頼 / バリエーション)

自分の働き方に合った権限モードを選ぶ

Happier にはいくつかの権限モードがあります。名前はあえて率直です。

  • デフォルト(Default):プロバイダーやランタイムが求めたときに確認します。
  • 読み取り専用(Read-only):書き込みのような操作を拒否します。
  • セーフYOLO(Safe YOLO):読み取りのような操作は自動で許可し、書き込みのような操作の前に確認します。
  • YOLO:プロバイダーが許す範囲で承認をスキップします。

無理のない初期設定(多くの人におすすめ)

  • まずは デフォルト から始めます。
  • リスクの低いプロンプトで中断されすぎるなら、セーフYOLO に移ります。
  • YOLO は「速く進めて、差分はあとで確認する」と意図して選ぶモードとして扱います。

後悔の少ないパターン:

  • 普段は デフォルト か セーフYOLO を使う。
  • デバッグ中に誤って書き込むのを防ぎたいときは、一時的に 読み取り専用 に切り替える。
  • YOLO は、安全より速さを意図して選ぶときだけ使う(あとで差分を確認する前提で)。

Happier を初めて使う場合(概要と入手方法)

Happier は、Claude Code、Codex、OpenCode などの AI コーディングエージェント向けの オープンソースのコンパニオンアプリ(モバイル / Web / デスクトップ)です。

ここでのワークフローは、Claude Code をワークスペースのあるマシンで動かしたまま、Happier を使ってスマホからプロンプトを文脈付きで承認するというものです。

このガイドでいえば、スマホをターミナルにすることなく、Claude の権限プロンプトを文脈付きで処理し、セッションを進められます。

セットアップ:

手順:Claude の権限プロンプトをスマホから承認する

1) ブロックされているセッションを開く

スマホ(アプリまたはモバイル Web UI)で:

  • Claude を実行しているセッションを開く
  • プロンプトやリクエストが表示されている位置までスクロールする

設定によって、権限リクエストは次のどちらかに表示されます。

  • トランスクリプト の中
  • 入力欄のあたり(リクエスト用の UI として)

2) 何が求められているかを読む(すぐに許可を押さない)

承認する前に、リクエストに含まれる具体的な情報を確認します。

  • コマンド名
  • 対象のファイルパス
  • 変更内容の要約(ある場合)

スマホで大事なのは、判断を 文脈付きで できることです。

3) 許可 / 拒否を選ぶ(必要なら判断の範囲を決める)

プロバイダーが範囲付きの選択肢(「このツールでは今後確認しない」「このコマンドでは今後確認しない」など)を出している場合は、本当にそうしたいときだけ使います。

こうした「記憶する」選択は、通常はグローバルな恒久ポリシーではなく セッション単位 です。

4) Plan 中なら「Exit Plan Mode」をユーザーアクションのリクエストとして扱う

ここはよくつまずくポイントです。

Plan モードは Claude の振る舞いを変えますが、権限をバイパスするわけではありません。

Claude が Plan モードを終える準備ができると、Happier は Exit Plan Mode を次のような選択肢付きのユーザーアクションのリクエストとして表示できます。

  • プランを承認(Approve Plan)
  • 変更を依頼(Request changes)
  • (バリエーション)Approve Plan (Accept Edits)
  • (バリエーション)Approve Plan (Bypass All Permissions)

これはツールの権限プロンプトとは別の、明示的な判断として扱ってください。

権限リクエストをスマホに届ける(通知)

プッシュ通知を有効にすると、セッションが次の理由でブロックされたときに Happier から通知を受け取れます。

  • 権限リクエスト
  • ユーザーアクションのリクエスト(AskUserQuestion や Exit Plan Mode など)

現在のモバイルでは:

  • 権限の通知には 許可 / 拒否 が表示されることがあります
  • ユーザーアクションの通知には 回答 が表示されることがあります

安全のための重要な動作:通知が、そのデバイスで信頼済み / 既知ではないサーバーを指している場合、Happier は未知のサーバーで黙って承認するのではなく、より安全な追加 / 切り替えのフローに誘導します。

Happier を開いたままコンピューターの前にいるなら、0.2.16 で追加された通知設定をオンにすると、Happier がコンピューターでフォーカスされている間はスマホへのプッシュを止められます。コンピューターでのフォーカスを判定できない場合は、スマホへの通知が続きます。

よくある間違い

  • YOLO をずっとオンにしておく:プロンプトは出なくなりますが、気にしていた境界を越えたことにも気づけなくなります。
  • 読まずに承認する:とにかくブロックを解消したくなるモバイルでは特に危険です。
  • Exit Plan Mode をツールの権限と混同する:結果の異なる別のリクエストです。

トラブルシューティング

症状:セッションはブロックされているのに、トランスクリプトにプロンプトが見当たらない

考えられる原因:

  • 正しいセッションを開いていない(複数サーバー / 複数セッション)
  • プロンプトの表示場所の設定で、リクエストがトランスクリプトではなく入力欄に表示されている
  • 古いメッセージを見ていて、リクエストがもっと下にある(モバイルでは見落としやすい)

対処:

  1. セッションを開き、最新のメッセージまでスクロールします。
  2. 入力欄の近くにリクエスト用の UI がないか確認します。
  3. 設定 → セッション → 権限(Settings → Session → Permissions)のプロンプト表示場所の設定を確認します。

症状:通知から許可 / 拒否をタップしたが、何も起きない

考えられる原因:

  • 通知が、このスマホでまだ信頼済み / 有効になっていないサーバー / プロファイルを対象にしていた
  • マシン(デーモン)に今は到達できない
  • タップした時点でリクエストの状態が変わっていた(すでに処理済み)

対処:

  1. 通知からではなく、アプリを直接開きます。
  2. 正しいサーバー / プロファイルに接続しているか確認します。
  3. セッションを開き、受信箱やトランスクリプトでリクエストの現在の状態を確認します。

症状:同じツール / コマンドで何度も権限プロンプトが出る

考えられる原因:

  • プロバイダーやランタイムが、そのリクエストに対する許可リストの安定した更新に対応していない
  • 権限モードを行ったり来たりしているため、実際のポリシーが変わり続けている

対処:

  1. 使える場合は、そのツール / コマンドに対する範囲付きの「今後確認しない」を使います。
  2. それ以外の場合は、そのタスクの間だけ セーフYOLO に切り替えることを検討します。

症状:「Exit Plan Mode」のリクエストが来たが、どれを選べばよいかわからない

考えられる原因:

  • これは通常の権限プロンプトではなく、ユーザーアクションのリクエスト(プランのレビュー)です。

対処:

  • 実行を始めたいなら プランを承認 を選びます。
  • Claude にプランを修正させたいなら 変更を依頼 を選びます。
  • 「権限をバイパスする」タイプのバリエーションは、プラン終了後にその動作を明示的に望む場合だけ使います。

よくある質問

YOLO をオンにするのと同じですか?

いいえ。

目的は、プロンプトを意味のある、確認できるものとして残し、モバイルからでも 文脈付きで 判断できるようにすることです。

Plan モードは権限をバイパスしますか?

いいえ。Plan モードと権限は別のものです。

Plan モード中でも権限プロンプトは出ます。

安全ですか?

設定したデバイスとサーバーの信頼関係と同じだけ安全です。

重要なのは、Happier が未知のサーバーで黙って承認することを避け、権限が常に明示的であるという点です。

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mobileclaudepermissionsapprovalsworkflows
最終更新: 2026-10-26