Claude Code をスマホから監視する方法:長時間のセッションを外出先で確認
長時間動く Claude Code のセッションを、スマホから進捗確認、ツール出力の確認、追加の指示まで行う方法。毎回 SSH でつなぐ必要はありません。
- CLI
- 0.2.17
- プレビュー ref
- a2c45c8
Claude Code が実務で役に立つ理由は、同時にスマホから見守るのを少し難しくしている理由でもあります。
セッションが長く続くことがある、という点です。
それがありがたいときもあります(リファクタリングを黙々と進めている)。困るときもあります(止まっている、すぐに答えが必要、あるいは少し方向がずれていて早めに直したい)。
ノート PC から離れているときは、スマホで軽いループを回せれば十分です。
セッションを開く → 何をしているかを見る → 介入が必要か判断する → 指示をひとつ送る。
よくある方法(SSH、リモートデスクトップ)は、スマホではどれも無視できないトレードオフがあります。
もっと軽いループのほうがうまくいきます。セッションを開き、何をしているかを見て、必要ならブロックを解消し、修正をひとつ送って終わり。
これをスマホから行いたい場合、Happier は Claude Code、Codex などのエージェントを、スマホ、デスクトップ、Web からクロスデバイスで実行・オーケストレーションできるオープンソースのアプリです。Claude Code を自分のマシンで動かしたまま、進捗確認、ブロックの解消、短い修正指示ができます。 トレードオフ:セッションを所有するマシンがオンラインで接続されている必要があります。
要点
- どんな見守り方をしたいかを決めます。
- ターミナルを完全に操作する(SSH)
- 軽い見守り(監視と指示ひとつ)
- Happier を使う場合はセットアップし(または Direct sessions で接続し)、スマホから Claude のセッションを開きます。
- トランスクリプトとツールのタイムラインで、実際に何が起きたかを確認します。
- セッションが入力を待っていれば、短い指示を送るか承認を処理します。
- ターミナルの完全な表示が必要なら、セッションを所有するマシンから attach します。
課題
実行中のセッションを確認する理由は 3 つあります。
- 進捗:「正しいことをしているか?」
- 介入:「方向がずれている。200 ファイル後ではなく今直すべきだ。」
- ブロック解消:「承認や質問への回答を待っている。」
スマホでは、失敗のパターンはどちらかです。
- まったく確認しない(時間を無駄にする)
- SSH で確認して、小さなターミナルで中途半端に作業してしまう
よくある方法とそのトレードオフ
- 何もせずに待つ。リスクの低いタスクなら問題ありませんが、方向がずれていても最後まで気づけません。
- スマホから SSH でつなぐ。動きますが、「スマホで監視する」ではなく「スマホで作業する」になってしまいます。
役に立つのは軽いループです。セッションを開き、何をしているかを見て、必要ならブロックを解消し、修正をひとつ送って終わり。
- Happier:Claude Code を自分のマシンで動かしたまま、スマホでその軽いループ(進捗、ブロック解消、指示ひとつ)を回せます。 トレードオフ:セッションを所有するマシンがオンラインで接続されている必要があります。
Happier を初めて使う場合(概要と入手方法)
Happier は、Claude Code、Codex、OpenCode などの AI コーディングエージェント向けの オープンソースのコンパニオンアプリ(モバイル / Web / デスクトップ)です。
ここでのワークフローは、Claude Code をワークスペースのあるマシンで動かしたまま、Happier を使ってスマホから監視と指示を行うというものです。
このガイドでいえば、SSH に張り付かずに長時間の Claude Code セッションを見守り、方向のずれを早めに見つけられます。
セットアップ:
- スマホから Happier を使う方法
- GitHub: https://github.com/happier-dev/happier
- インストール / ダウンロード: https://github.com/happier-dev/happier#how-it-works
- Discord(コミュニティとサポート): https://discord.gg/W6Pb8KuHfg
実際に使えるワークフロー(手順)
1) セッションを開く
スマホから、実行中の Claude セッションを開きます。
最初に確認するのは、出力を生成し続けているのか、ブロックされているのかです。
2) トランスクリプトで方向のずれを早めに見つける
最新のメッセージを、PR の説明を読むように読みます。
- 何をしているつもりなのか
- どのファイルに触れたか
- スコープを広げていないか
スコープのずれに気づいたら、すぐに短い修正メッセージを送ります(あとで直すより手間がかかりません)。
3) ツールのアクティビティを確認する(実際に何が起きたか)
ツールのタイムラインで次を確認します。
- どのコマンドが実行されたか
- どのファイルが書き込まれたか
- ループしていないか
Happier はツールイベントを一貫した用語(Bash、Edit、Read、Diff など)にそろえるので、プロバイダーの生ログを読まなくても何が起きたかを追えます。
スマホでツール表示の情報量が多すぎる場合は、設定 → セッション → ツール表示(Settings → Session → Tool rendering)で詳細レベルを変えられます(タイトルのみ / 要約 / 詳細)。
4) 承認とユーザーアクションのリクエストを処理する
セッションがブロックされている場合:
- 権限リクエストを許可または拒否する
- またはユーザーアクションのリクエスト(AskUserQuestion / Exit Plan Mode)に答える
リスクの低い操作で承認ばかりしていると感じたら、そのタスクの間だけ セーフYOLO(Safe YOLO)に切り替えることを検討してください(差分はあとで確認します)。
5) 完全な表示が必要ならターミナルから attach する
ターミナルを完全に使う必要がある場面もあります。
セッションを所有するマシンで:
happier attach <session-id>トラブルシューティング
症状:セッションがブロックされても通知が来ない
考えられる原因:
- 通知の種類が有効になっていない
- モバイルで、セッションが動いているものとは別の Relay / サーバープロファイルにサインインしている
対処:
- 通知を有効にし、モバイルで正しいサーバー / プロファイルを使っているか確認します
症状:セッションは開けるが更新されない
考えられる原因:
- セッションを所有するマシン(デーモン)に到達できない
対処:
- マシンをオンラインに戻し、接続を復旧します。監視するには、実行している環境に到達できる必要があります
症状:スマホだとツールカードの情報量が多すぎる
考えられる原因:
- ツール表示の詳細レベルが「詳細」(Full)になっている
対処:
- 設定 → セッション → ツール表示 を開き、モバイルで使う間は 要約(Summary)か タイトルのみ(Title only)に切り替えます
よくある質問
スマホで Claude Code を動かすのと同じですか?
いいえ。
スマホでできるのは監視と見守りの部分です。Claude Code は、リポジトリとツールがあるマシンで動き続けます。
動いているはずなのに、セッションが「止まっている」ように見えるのはなぜですか?
よくある理由は、あなたの対応を待っていることです。
- 権限リクエスト(許可 / 拒否)
- ユーザーアクションのリクエスト(AskUserQuestion / Exit Plan Mode)
セッションを開いて、トランスクリプトの最新メッセージを確認してください。